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予防歯科

【徹底解説】歯間ブラシとは?効果は?血が出てくるけど大丈夫?よくある疑問に全て回答します!


友人

「歯間ブラシってなんなん?使い方とか注意事項とかあんまりわからんから、先生教えてや!」

こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ

  • 歯間ブラシってなに?
  • 正しい選び方
  • 正しい使い方
  • 使用上の注意点
  • 使用頻度
  • 交換のタイミング
  • よくある質問
  • 歯間ブラシってなに?


    歯間ブラシとは歯と歯の間の隙間を掃除する道具です!


    「 なんで歯間ブラシ使わなあかんの?歯ブラシだけでキレイになってると思うねんけど!」

    歯間ブラシを使用する理由

    歯ブラシだけでは汚れの約60%しか取れていない

    歯ブラシと歯間ブラシの併用で汚れが95%除去できるとの研究結果があります!

    加えて、歯には虫歯になりやすい三大不潔部位というのがあります。

    三大不潔部位

    ①奥歯の噛む面の溝
    ②歯と歯の間
    ③歯と歯茎の境目

    このうち歯ブラシだけでキレイにできるのは①奥歯の噛む面のみです!

    後の2つは歯間ブラシやフロスを使わないとキレイになりません!

    私の患者さんで、すごいキレイに磨いている方でも、結局この2つの部位にだけ汚れが残っている人が多いです!

    どんなに歯ブラシでキレイに磨いてもそこだけ磨き残しがあり、虫歯になっているケースが本当に多いのです!

    なので歯間ブラシによる清掃は必須です!]

    フロスに関してはこちらの記事を参考にしてください!

    歯間ブラシの選び方3つ

    歯間ブラシの種類

    先がブラシタイプゴムタイプがあります。

    ゴムタイプは経年的な使用で残骸が歯茎に残ることあるので、基本的にはブラシタイプを選ぶようにしましょう!

    歯間ブラシの大きさ

    少し小さいサイズのものを選ぶのが良いです!

    大きさの違いによるプラーク除去効率に関しては、あまり変わらないという研究結果もあるのでサイズに関してはあまり気にしなくても良いかなと思います!

    ただし大きすぎる歯間ブラシを使用すると、歯茎が下がる可能性もあるので気をつけてください!

    歯間ブラシの形


    I字型L字型があります!

    奥歯に入れやすいのはL字型なので、基本的にはL字型を選べば大丈夫です!

    歯間ブラシの正しい使用方法

    ペングリップで持つ

    鏡を見ながらゆっくり隙間に入れる

    ブラシは歯と水平に入れ2.3回出し入れする

    使用後は流水ですすいで乾燥させる

    使用上の注意点2つ

    隙間に入れるだけにしない


    歯の隙間に入れて満足する人がいますが、その部分の歯を磨かないとだめです!

    写真のように水平に入れて2.3回出し入れしましょう!

    大きすぎるサイズを使わない

    大きすぎる歯間ブラシを使うと歯茎が下がってしまいます。

    必ず少し小さいサイズのものを使いましょう!

    交換のタイミング

    歯ブラシと同様1ヶ月に1本がベストです!

    写真のようにワイヤーが折れることもあるため、その際は交換してください!

    歯ブラシの交換時期に関しては、以下の記事を参考にしてください!

    よくある質問

    歯間ブラシが入らない

    原因は2つあります!

    大きいサイズを使っている

    小さいサイズの歯間ブラシに変更しましょう!

    サイズはSSSSからMまで薬局に置いてあることが多いです!

    元々隙間が狭い

    この場合は歯間ブラシではなく、フロスが適応になります!

    40代ぐらいまでの方はフロスが適応のことが多いと考えています!

    フロスに関しては以下の記事を参考にしてください!

    歯間ブラシをしたら出血してきた

    出血は汚れが溜まって歯茎が腫れている証拠です!

    2.3週間ほど継続して行えば出血が治るので継続しましょう!

    それでも治らない場合は歯科医院で相談してください!

    歯間ブラシをしたら臭い

    これは食べ物のカス(歯垢)が詰まっている証拠ですね!

    歯茎に関しても問題ないのでこれも継続して使用しましょう!

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